児童英語に対してのスクールの方針

国際語としての英語がますます必要な時代になってきています。
私たち日本で育った日本人が日本で外国語を習得するには、 どうしたらよいと思いますか?
楽をして、勉強することなく、自然に習得できたら・・・ いいですよね。 でもそうでないことは、多くの人がわかっている。
と思ったら、意外とそうでもないのす。

前出の自然に・・・というのは、親が母語と同じ量の別の言語を毎日 使って子供と接していれば、可能でしょう。いわゆるバイリンガルといわれて いるものです。(注:バイリンガルとは学術的には普通に思っているほど単純 なものではありません)

戻りますが、一般的に英語を話すのが苦手な親が、 「これからの子は英語くらい 話せないと」と言って、行うことの代表的なことは
”小さい頃から英語教室に入れる” これが一番の近道でしょうか。 大人は、「すぐに英語が話せる」などど謳った高額な教材に 「これで話せるようになる」と期待をする。

これらの行為が間違っているのではありません。 私もそういう行動をします。 要はその後が問題なのです。 英語教室に通ったから、いい教材を購入したから、だから英語が話せるようになる ということではないのです。

スポーツを例にとるとわかりやすいです。 学校の体育で、バレーボールをします。 だからと言って 誰もがバレーボール選手になるわけではありません。 うまくなりたいから、よい道具をそろえれば選手になれる・・・わけではありません。 よいクラブチームに入部したからと言って、それだけでよい選手になれるわけではありません。 的確な指導の下に、忠実に練習を続けること。 そうです。一番大事なことは
”練習を続けること”です。
しかし、嫌いなもの・いやなものを続けることは出来ません。 好きだからがんばれる。好きだから続けることが出来るのです。

幼児の段階では「楽しい」「好き」ということが欠かせません。 しかし「楽しい」というのを単に遊びと捕らえてはいけません。 その場だけで終わってしまう遊びではなんにもなりません。 知的好奇心を満たし、学習すること=楽しい と体感すること。 ジョイフルでは、どの子もまずはこの段階に持っていくことを目標としています。
学ぶ楽しさを知った子は、もっと知りたいと要求します。 出来るようになると自信に満ち溢れます。 その後、何をどのように教えるかは私たち指導者の力です。
ジョイフルのカリキュラムは毎年見直し、研究を重ねてたものです。
多くの良い成果が出ています。
英語とかけ離れた言語の日本語を母語に持つ私たち日本人講師が

☆苦手なポイントをしっかり押さえ
☆指導のコツ・躾・文化の違いなどをしっかりと伝えていく

これが一番大切だと考えています。

ジョイフルでは年2回の確認テストを行いますが、これは生徒の能力の確認というより、 私たち講師がしっかり教えたかを確認するためです。

もう1つの大事なこと。
それは親御さんの協力なしではできないということです。 年1回のクラス参観と年2回の個別懇談を行わせていただいています。 こちらの気持ちと親御さんの気持ち、そしてなにより生徒さんを第一に考えて 共に同じ方向を向いていくためです。


日本人でも英語が出来る人はたくさんいます。 その人たちに共通していることは、目標を持って日本で学習を続けて習得 しているということです。 外に出ると日本の良さ、日本人の良さを痛感します。
先日のWBCを見た日本人は皆、日本人であることに誇りを感じたことでしょう。 日本人であることに自信を持ちましょう。

ジョイフルでは、児童英語に関しては経験と向上心と責任感のある日本人講師が 教えるポイントをしっかり押さえた指導を自信を持って行っています。 ネイティブ講師に関しては、現在は幼稚園・保育園・小中学校で実際クラスがあるので、 「慣れ」にはなることでしょう。時折ジョイフルでもゲストとして参加してもらいます。

スクールを選ぶ時には、その人それぞれの状況・どうしたいのか・では今何をするのがよいのか、といことから考え、スクールの方針・誰が教えるのか・どういう方法で教えるのか、 等を確認して、ご自身の意向と合ったところを選んでください。
そしてなにより、続けることです。(2009.4 三好)

   

重要なのは「質と量」と「積み重ね、継続」です。